究体音像研究所で、究体&シーナバンド界隈のメンツが集まってのバーベキュー飲み会&セッション。たまのくん、こうちさん、よさのさん、ツッチー、たなけくん、はしたかさん、はやしだくん、もりくん、みともさん、エミューさん、だいとくん、ほりいくん、じゅんさんが来て、肉を食って野菜を食って焼きそば食ってビールのんでワインのんでセッションしてというプログラムでした。みんなそれぞれ楽しめたパーティーだったと思われます。私は少々酔っぱらってしまって途中からはあんまりかんばしい感じではありませんでした。セッション的には私ははやしだ君のリードでジャズっぽい曲を何曲もやって、結構テンポが速くてソロできちんとバップ的なフレーズを弾けなくて、もっと指が回るような練習をしないとどうしようもないなあ、と思いました。ひさしぶりに森君のギターを聴いたら安心感いっぱいで気持ちがなごみました(あくまでも私の主観たっぷりの感想ですが)。たなけくんがベースを弾いているときはビンをたたいていた(要するに酔っぱらっていたということ)。せっかく忙しいところをぬってダイト君もきてくれたのに、シーナバンドの今後的なことみたいな話とかせずに飲み食いセッションしてしまい後から反省。だいとくんやほりいくんとももっとはなしたかった気がする。3時過ぎから2時間くらい寝てしまったら体が冷え切って二日酔い状態で体調最悪になって、ツッチーが家まで送ってくれた。本当に助かりました。
ファンクのジャムセッションatマイルス・カフェ。みともたかこさんに教えてもらって行ってみる。セッションリーダーは鶴野美香さん(p)、そしてハウスバンドとして織原良次氏(B)と渕雅隆氏(d)。セッションの参加者は、ベース2名、ボーカル3名、サックス1名、ギター1名、ドラム3名くらいの感じで、クラブのオーナーのマイルスさんがメンツの入れ替えを仕切っていて非常にスムーズにセッションは進行していく。
ドラムの林氏(大学時代によく一緒にやっていた)が来ていてビックリ。彼の友人(お酒おごって頂き有り難うございました)と3人であーだこーだと飲みながら音楽談義で盛り上がる。私は4曲くらい演奏。途中でみともさんが来て、定番のfeel like Making loveと moon riverをやる。これは結構面白かった。
このセッションはファンクと名付けられているけれども、ディレクションとしてはスイングではないリズムでジャズをやる、という感じなのかな、という印象を受けた(そうでもないロックンロール的なセッションもあったけど)。ハウスバンドもジャズ系 。私がイメージしていたファンクという音楽のアプローチ(例えば、泥臭くてグルーブ重視)とは結構違った感じだったのだが、それはそれで良しで、楽しめることができた感じ。音楽にはいろんなアプローチがあって、いろんな角度から音楽に入っていくことができるわけだが、その辺のことをいろいろ考えさせられもした。
ベースの織原氏は若くてしっかりしたテクニックをもったジャコ系のベースで、非常に関心した。もっといろいろベース談義したかったところ。鶴野美香さんは端正でモダンなジャズピアノ。ジャズトリオ的なフォーマットでの繊細で高度な(インター)プレイを聴いてみたいと思った。
さて、私のプレイはといえば、久々の日本での演奏で、しかも日本に起きっぱなしの普段弾いてなかった楽器だったし、大丈夫かなあ、と始めは少々ナーバスだったんだけど、途中からそれなりに楽しんで弾けるようになった感じ。まあ非常に荒い演奏なのですが、基本的に雑なのが私の演奏。
矢船トシロー氏のライブをみにいく。
みともたかこさんがコーラス、渡辺浩志氏がドラム。矢船氏は、ジャズやブギウギに影響を受けているピアノの弾き語りスタイルで、オリジナルの日本語ポップスによる45分程度のステージ。矢船氏独特のミニマルなサウンド&歌詞世界(ミニマルといってもミニマルテクノなんかを思い浮かべないで下さいよ、小説なんかでいうミニマリズムに近い感じです)を表現しきれるかどうかというあたりがこのバンドの成否を握るポイントだと思われた。ということは矢船氏のピアノの弾き語りを極力邪魔せず、ちょっぴり彩りを足してあげる、というのが効果的なバンドスタイルと思われ、ギターを排したベース-ドラムのみのリズムセクションと一人だけの女性コーラスというスタイル(「排してる」のかどうかは分かりませんが)はまったくもって正しい選択で、アウトプットされるサウンドのダイレクションもおおむね成功していると思った。特に女性コーラスの絡みが面白かった。ミニマルな暖かい世界を表現する精度がさらに高まっていくことを期待。
ところでこのバンド、大学のリズム&ブルース系サークルのOB人脈で構成されており、ライブが終わってからお客で来ていたOBの穣司氏やドラムの渡辺氏、みともさんと音楽の話で盛り上がる。日本語で言いたいことが言えると楽しい(笑)。
さて、とうとう日本に帰ってきてしまいました。
時差ぼけのなか、大学のジャズサークルの後輩を中心としたライブを聴きに。四谷2丁目の地下のイタリアレストラン。素晴らしいステージがあって、必要以上のチャンネル数をもったミキサーがあって、音楽を聴きながら食事を楽しめる店。
後輩達(正確にいうと、サックスとベースとドラムが大学の後輩)の演奏は、実に安心して聴いていることができた。みんな確実にうまくなっていると思った。以下短評。
サックス宮嶋氏:意図が明確に伝わってくるフレージング。ただし、明らかにモードの曲ではコルトレーン的、明らかにバップ的な曲ではバップ的というスタイルの変化に違和感。ここらで一つ、バップ系の曲でもコルトレーン発展系のアプローチを導入するなりして(他にいくつも統一的アプローチのオプションはあるだろうが、まあそのへんのおとしどころが妥当ではないか)、さらなる発展が望まれるところである。
ベース松永氏:安定したビートはバンドの軸になり得ている。この安定感がこのベーシストの大きな持ち味だと思う。ラインのバリエーションを増やしていければ吉。
ドラム:やはり安定感を感じた。ソリストがチェンジするときとかエンディングとかのちょっとした流れの作り方、ちょっとした変化の付け方を会得すればもっとよくなる。
ギター坂の上さん(名前間違っていたらゴメンなさい):ソロの際のドライブ感が素晴らしい。素晴らしい高揚感を持っている。コードチェンジをソロのフレージングに消化しきるようなプレイといようりは、もうちょっとラディカルなスタイルがどうやら真骨頂のようである。
ピアニストさん:ジャズピアノのスタイルを正しく消化し、フレーズも正しいし左手のコンピングも正しく、正しいイメージの演奏しようとしてそれが成功している感じなのだが、控えめな感じのプレイに終始していた感じがした。
全体として:最初に書いたように安心して聴いていられた。さらに各プレイヤが音楽的な工夫を重ねていけば、もっともっと良い演奏になっていくだろうなあと思う(当たり前といえば当たり前ですが)。聴いていて感じた安心感は、ある程度先の未来にそれぞれのプレイヤがさらに上手くなっていくことが間違いない、という見通しにも裏付けられていると思う。
ミュージックメッセに行く。フランクフルト郊外に工房があるhuman baseというメーカーの楽器を試奏。なかなかいい。リアピックアップのみハムバッカーのなかなかいい感じのベースがあって、非常に欲しくなる。中国、台湾の楽器・PAメーカーがたくさん出展していて、私の宿泊しているホテルにもたくさん泊まっているもよう。会場でギタリストのトーステンとドラマーのトビアスにばったり会う。彼らは来週末にフランクフルトのジャズクラブでコンサートがあるのだが残念ながら私は聴きに行けない。日本に帰るというと、残念がってくれる。彼らに会えて、さよならの挨拶ができたのはよかった。
メッセのあと、セイフ主宰の二回目のパーティ。今回は、サバ、デビッド、セイフ、デビッドの友人のガーナのドラマーピーター、ミュージックメッセに来ていた大学の後輩の編集者、そしてモーゼスが来る。ドラマーはあんまり上手でなかったけど、アフリカものからレゲエを遅くまで演奏。盛り上がる。始発でホテルに戻る。