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映画の感想も載せたりしていきます

マノエル・ド・オリヴェイラ監督の『永遠の語らい』を観る。この監督の映画はすごいと話題は聴いていたのだが、機会なく、今回が初めての鑑賞。いや、すごかった。映画は、最後のシーンをまって、物語が遡及的に極めて明快な主題を伴ったかたちで構成される仕組みとなっている。つまり、それまでのシーンの意味は、明示的なものであれ、暗示的なものであれ、全て、最後のシーンにより、極めて明確に一つに決定されることになる。あ...

映画『永遠のモータウン』(3)

モータウンの音楽は一定の規模をもった制作集団による産物です。この映画ではスタジオミュージシャンがフューチャーされていますが、裏方的な存在としては、アレンジャーもソングライターも重要でしょうし、労働者側のみならず、この生産プロセスを維持し拡大的発展をマネージした経営側も考えておかなくてはならないでしょう。モータウンは基本的には流行歌を生産するファクトリーなのであり、成功(この場合大ヒット)の影に苦労...

映画『永遠のモータウン』(2)

基本的にモータウンのサウンドとは、モータウンがデトロイトにあった60年代に確立されたものであり、西海岸に本拠地を移してからのモータウンサウンドは、既にオリジナルに対するコピーのようなものかも知れないということ。単純にそう割り切ってそう言うことはできないでしょうが、狭義のモータウンサウンドとは、デトロイトで録音されたものという理解も出来るかもしれません。もちろん60年代にもサウンドは徐々に時代の流れに乗...

映画『永遠のモータウン』(1)

話題の『永遠のモータウン』を観ました。ドキュメンタリーがオスカーとって話題になったり、カンヌで大賞とったりする時代です。(といってもどっちもマイケル・ムーアだったりするわけですが)。素晴らしいドキュメンタリーがどんどん作られて欲しいものであります。そしてこの映画は、まさに素晴らしいドキュメンタリーとなっていると思います。モータウンという会社とその傘下の有名なアーティスト達を影で支えたミュージシャン...

ライブ評(長谷川朗カルテット)(3)

若干25才のドラマー中村氏は、なかなか威勢の良い、しかも素晴らしいテクニックのドラミング。客席からは音量的手数的にtoo muchとも思えるアプローチもあったように思うが、その辺はライブハウスの諸条件の問題もあるし、前述のように渋く叩いているだけじゃ面白くないのである。スイング系のみならず、他のリズム、新しいタイプのリズムも聴いてみたいと思った。ベースの荒巻氏。前半特に、ピアノの伴奏の際に、ピアノのフレーズ...

ライブ評(長谷川朗カルテット)(2)

ピアニストの百々氏は、このライブでは、繊細でモダンなコード感覚と遅い曲におけるルバート的なソロのプレイに目を見張るものがあったと思う。それからトーンの感じがちょっとくぐもった感じ(っていうのかな、上手く表現できないんだけど)がして面白いと思った。ニューオリンズ調のドラミングの曲なんかでも、8分音符に微妙なレイドバック感(一般にノリノリのニューオリンズ系のビートの上では観られないようなジャジーな音符...

ライブ評(長谷川朗カルテット)(1)

立川のハーフトーンというライブハウスで、長谷川朗カルテットを聴く。メンバーは長谷川朗氏(TS)、百々徹(どどとおる)氏(Pf)、荒巻茂生氏(WB)、中村雄二郎氏(Dr)。伝統的な楽器編成のジャズのカルテットで、久しぶりにこの手のジャズを聴いた。ピアノやウッドベースが用いられれているこうした編成での演奏はよく「アコースティックジャズ」と表現されたりもするのだが(多分日本的な表現なんじゃないかなあ、どうだろうか...

meu bem quereのライブ(2)

信吾氏も同様の能力を有しているプレイヤで、北米系の黒人音楽のノウハウをベースとしつつも、ブラジリアンな2ビートのグルーブの基本をきちっと構成しようとしている感じがよかった。ブラジリアンなドラムとともに、さらに各人の色や臭いが感じられ、そして、それがバンドの色にもなっているようなバンドに、どんどんなっていって欲しいと思った。リーダーのベースの信吾氏と話す機会があったのだが、このバンドはいま立ち上がっ...

meu bem quereのライブ(1)

鈴木信吾氏、鈴木潤氏、森孝人氏、アレックス氏によるmeu bem quereというブラジル音楽を演奏するバンドを聴きに。演奏されたのは、インストものと、chieさんというボーカリストが入っての歌もの。さて、1曲目がアジムスというかなり好きなブラジルのフュージョンバンドのレパートリーだったので、いきなり好感。ドラムがまさしくブラジリアンなドラムなので、当たり前のことだけど、良い感じでブラジル音楽的なのである。いやは...

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Tatsuto Shiina

    Tatsuto Shiina

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    ■アルバム発売中■
    "Complete jam & some other stuff (2008-2009)"
    youtubeにて抜粋聴けます
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    DQC-250 http://SoulGardenRecords/ BounDEE,Inc 2,625円 (税抜き2,500円)

    Member:
    椎名達人 Tatsuto Shiina (B, Composition)
    森孝人 Takahito Mori (G)
    天倉正敬 Masanori Amakura (D,Per)
    菱山正太 Shota Hishiyama (P,Key,Org)
    宇宙灯ル Solatomolu (Vo,Cho)

    01. Adventure#1 (椎名)
    02. Jam#1 (椎名)
    03. The Room featuring solatomolu (椎名/宇宙灯ル)
    04. Soulful Drums (ジャック・マクダフ)
    05. Red Clay (フレディー・ハバード)
    06. Jam#2 (椎名)
    07. Boss (椎名)
    08. Boss & Chiro (椎名)
    09. Chiro (椎名)
    10. Mt.H. (椎名)
    11. Adventure#2 (椎名)
    12. Alfie (バート・バカラック)
    13. Boss (alt. take) (椎名)
    14. Evidence (セロニアス・モンク)

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