かっちょわりい見本 

先輩達の仲間入りをしようとして、まだぼんやりしてた周りの仲間を足げにして、そいつらをうまいこと利用して、偉くなった気になった。

そしたら先輩から仲間をいじめるな!と偉ぶられたので腹がたって、「てめえだってにたようなことしてるじゃねーかえらそーな口きくんじゃねーよ」って逆らったて楯ついたんだけど、結局先輩にはかなわなくて、こてんぱんにやられて降参して、それでそのあと先輩の後見もあって一生懸命がんばってそれなりに金持ちになった。

そいつは、またちょっと自信を回復して、まわりの仲間へ金を配り歩いたりして尊敬を得たとさえ思っていたんだけど、実は昔足げにしたことを未だに根に持たれていて憎まれているんだ、いまだに。まわりの周りの仲間からはにはきちんと筋を通していない、ちゃんと反省していない、だからどうも信用できねえ、なんて思われちゃってる。信用取り戻すのは大変だからねえ。

似たような奴が、別の町にもいるんだけど、そいつはもうすっかり周りの奴らと仲直りしてうまくやってる。だけど、こいつは未だに憎まれてるんだ。あんなに金使ったのにねえ・・・。

だれのことか分かると思うけど。かわいそうな奴だよ。ちゅうか間抜けというべきかもしれないな。

周りのやつらも、昔とは違って力を付けてきているから、そいつはそのうち抜かれちゃうかもしれないし、そうしたらいい笑い者だわ。

かっちょわりい見本みたいな奴。

[2005/04/15 05:00] various | TB(0) | CM(2)

ジム・ジャームッシュのコーヒー・アンド・シガレットに脱帽 

いい映画だ。

映画をつくっているのだ、という制作者の意識が、がスクリーン上の映像を囲い込んで、枠付けている感じが伝わってくる。例えば、観客がスクリーン上の映像にぼーっと集中して、退屈せずに「充実」した約110分を過ごせれば映画として成功だとすれば、必要とされることはないであろうなにかがこの映画からは感じられる。といってももちろんこの映画は全く退屈しないのだ。映画的に意味のある情報の固まりを感じるのだ。映画を撮るという行為の魂というというか、非常に基本的でプリミティブだけど必須ななにものかが伝わってくる映画。いい映画とは、常にメタ映画なものなんだけど(音楽も文学もみんないっしょか)、もちろんこれは、過去の映画へのオマージュだのサイテイションをちりばめたスノッブな映画じゃあない。スタイリッシュな感じもするからそういう見方をする人も多いと思うけど、そればっかだと、この映画のすごさを見逃してしまうぞ、と思う。

また、低予算でもちょっとしたアイデアが光っている映画とか、そういうことでも全くない。これは、確固としたテクニックと、適切な手間と、適切な考え方に裏打ちされている作品であり、だからこそ、映画の魂のようなもが明確に伝わってくるのだろう。アイデアなんてもんはたわいのない基本的なシチュエーションコメディなんですから(映画学科の学生が課題で製作する類いのものでしょう)。けっこう時間かかってると思われるですワンカットワンカットに、そしてその編集にも。

絵も光も音楽も音も、そして編集がすごい。私的には小津を思い起こさずにはいられない部分もあるけど、でも小津のまねしていい気になってるような映画ではない。ちょっとしたカットのズレみたいなところも、狙ってやってるに違いない、そんな、隅々までリビドー(?)が備給されきっている映画のように思われまする。音の編集も、良い。

 ハリウッド系の刺激的で短いカットによるインフレでドーピングな無理矢理リズム付与的な映画とはことなるアメリカの現代の映画がここにある(この映画がカット数が少ないという意味ではないですよ)。映画がもっている最良のグルーブの一つを見事に体現している映画だとう。

まとまりない文章でただすごいすごいの興奮文章御免。続きを読む
[2005/04/05 03:47] films | TB(0) | CM(4)