ライブ告知("Soul Garden" Vol.2) 

来週の土曜日にライブがある(後述)ので立川でリハ、
そのあとセッション(@crazy jam)にいった。

本日は結構弾いたのだが、疲れの度合いがそれほどでもない感じ。
最近テツアレイやらなにやらをいじっていて握力がちょっとついたせいかとほくそ笑み。

スイングでスイングできるようになること、これ最近の課題。

さて、ライブ告知失礼いたします。

70年代ハービーハンコックのジャズファンクをリスペクトする
西多摩地区在住のプレイヤ5名によるバンド、「西多摩ハンターズ」が、
以下のイベントでライブをします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
SoulGarden Vol.2 2006/2/25(sat) 

2月25日(土) 青山JANOJA
http://www.janoja.net/

OPEN:18:30/START:19:00

Charge:ADV 1000円 / DOOR 1200円 (D別)

BAND:西多摩ハンターズ、大江戸クルセイダーズ、武蔵野ファンク

西多摩ハンターズ:
70年代ハービー・ハンコックとヘッドハンターズのトリビュートバンド。
春日大(Key)伊知地晋平(TS,SS)八木橋恒治(G)椎名達人(B)渡辺ワットン(D)

大江戸クルセイダーズ:
HIDE(Gt)、MURATA(SAX)によるSOUL GARDEN特別企画セッションBAND
member:HIDE(Gt)、MURATA(SAX)、kenken(key)、Ryu(per)、
      Uracchi(Dr、武蔵野ファンク)、BOSS(Bs、武蔵野ファンク)

武蔵野ファンク:
鐵切 伝九郎(Ts、司会)、Parumezan(trb)、KirimanjeroHotta(Gt)、
CosakMasa(key)、Uracchi(Dr)、BOSS(Bs)

オールドスクールジャズからファンクまで、独自のアプローチで迫る出会い系団体。

What' SoulGarden?:
2006年1月より月1度イタリア料理の青山JANOJAにて開催されるソウルミュージックを
キーワードにした各種Jazz,Funk、R&Bなどのライヴと
イタリア料理とワインを楽しむイベントです。

青山JANOJA
東京都港区南青山2-22-2 クインビルB1 03-3475-6099
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

イタリア料理屋でワインをチビチビやらスパゲティをズルズルだのしながら、やれファンクだのソウルだのジャズだのを楽しむもう、という企画です。こんな音楽の楽しみ方もよろしいかと存じます。

例えば、パスタ一皿食べて、グラスワインを二杯頂く感じで、ミュージックチャージ合わせて3千円代で、口唇欲と鼓膜振動欲を満足させることができるという企画になっているイベントなのであります。

第一回目のイベントでは、イタリアの塩を一袋100円で売ってたんだけど、この塩がうまみがある塩で、なかなかいけるです。いまもその塩をペロペロなめながらこれ書いてるのですが(嘘)、ちなみに私がいままでで一番感動した塩は、ウルグアイの岩塩です。この塩は甘かった。ナトリウム以外の成分が多いので、ある種の料理には向かないかもしれないのですが、その手の塩は、一般に「旨味」が大好きで科学的に合成してしまうような民族である日本人には向いているかもしれません。そういえば昔「味塩」なる精製塩とグルタミン酸ナトリウムを混合した製品があったですよね。今もあるのかな。有名料亭等にて化調が上手に使われてもいるなどと風の噂。化学調味料を目くじらたてて排斥する向きもおるようですが、うまく感じてしまうものはうまく感じてしまうもの、私はMSGに対して神経質ではありません(中華料理、ラーメン大好き)。あ、なんか話が全然ずれてしまってますね。

さて、私はこのイベントでは私の最も尊敬するベーシストの一人でありヘッドハンターズのベーシストであるポール・ジャクソンのラインのほんの一部をしかも完全ではないですが少々なぞらせたりさせていただきます。ポール・ジャクソンはthe most monsterous funky basist of the universe(こんな英語有るかな)で、他のどんなベーシストも彼の本当にものすごいプレイに近づくことなどできません。私は2002年(頃)にNYのBB King Blues Clubにて、ヘッドハンターズ再結成のギグを体験したのですが、もう腰を抜かすというか、空いた口が塞がらないというか、ともかくビックラ仰天した経験があります。ホールジャクソンは、つぼにはまると、もうスケールが違うsomething other than humankind(こんな英語有るかな)なことになってしまい、ことによるとドゥルーズとガタリのいう「器官なき身体」とはこのことなのではないか、などと思いもした ー誤読の可能性大ですけどね− のでした。従って、本当のところ、ともかくなるべく早く、チンケな西多摩のファンクバンドなんか聴かずに、実物を聴け!と言いたいわけで、しかしもっともそれは簡単に諸事情が許さないのであれば、とりあえずは、ヘッドハンターズの74年(?だったかななそのころ)の日本公演の記録である『洪水』あたりを聴いてくれろ、と言いたいわけなのですが、まあそれにも関わらず、ちょいとのぞいてみようかな、などと思ってくださる方がおられましたら、是非ともお越し下さい。他のバンドも含め、アットホームなライブパーティになると思われます。

[2006/02/19 02:04] gig/session | TB(0) | CM(3)

一月に観た映画 

村上龍『限りなく透明に近いブルー』1979
言うまでもなく、駄作。東映。ほとんどの要素が良くない。

市川昆『日本橋』1956年
セットが独特(表現主義的っていうのかな)。水準以上。芸者の好いた惚れたのもつれの話。医者の品川隆三は「焼津の半次」役をやった俳優、懐かしい。

バッドアス・シネマ 2002年
ブラクシブロイテーション映画についてのドキュメンタリー。
ハリウッドの低迷はこの手の映画により救われたが、その後、黒人映画は見捨てられたということがもっと具体的に示されると面白かった。いずれにせよそれなりの資料的価値があるドキュメンタリーではあると思われる。

『The other final:もう一つの決勝戦』2002年日本/オランダ
2002年6月30日にブータンで行われた世界最下位を決めるブータン対英領モントセラトとの試合を巡るドキュメンタリー。ブータンの人々は、きちんとしていて、興味深い。面白い国だなあ。

『真夜中のサバナ』(1997)
ジョージア州(?)ハバナで起こった実話に基づくミステリー、サスペンスもの。ワーナー配給。美しい町と美しい邸宅。中堅ハリウッド映画的な出来。ロケ地の勝利か。但し、本作は『マディソン郡の橋』(1995)に続くイーストウッド監督作品で、前作でロケのアドバンテージに味をしめたのだろうが、前作に比べれば凡庸な感じである。

『虚栄のかがり火』(1990)デ・パルマ
 シニカルさが漂うつくりのそれなりに面白い中堅ハリウッド映画。最初の長回しとかはそれなりに気合いが入ってると思うが、それが何かに結実していない感じはする。

香華 前後篇 (1964)松竹
母と娘の愛憎を描いたドラマ。それなりに安定した出来。岡田茉莉子の不機嫌な態度は癖になる魅力である。乙羽信子、三木のり平も好演技。

カウガール・ブルース (1993)ガス・ヴァン・サント
親指が異常に大きい娘の放浪記。落ち着き先は有閑マダムのためのリゾート牧場に雇われているカウガール達の集団。カウンターカルチャー的な要素を取り入れた、よくも悪くも現代アメリカ「文学的」な作品といったらいいか。まあガス・ヴァン・サントらしさは出ているのではないかなあ。過去の様々なジャンルのアメリカ映画の様々な要素が取り入れられている映画だが成功しているか、といえばそうも言えない感じがする。

マルコヴィッチの穴 (1999)
これも現代アメリカ「文学的」映画といっていいのかも。キューザックはなんか情けないところが個人的に好感。キャメロン・ディアスは個人的に好きではないが、この映画では一応はまってるのだろうなあ。他人(マルコヴィッチ)を媒介として自分探しを行う満たされない人々の話。マルコヴィッチ体験後に空からどさっと落ちて現実に戻るってのは面白い(空から意外なものが落ちてくる映画の系譜に連なる映画なのである)。シュールなアイデアが面白くてこの映画の世界を構成しているが、主人公達は極めて観客にとってはわかりやすい(シュールではない)普通な感じの人々であるところがこの映画のみそなんだろうなあ。

エンド・オブ・バイオレンス 1997 ヴィム・ヴェンダーズ
 陰謀系サスペンスも、ヴェンダースにかかると、こういう感じに「奥が深くなる」のか、という感想。視ること、視られていること、姿を隠すこと、姿を現すこと、ヴェンダーズはこういった主題を扱うのがうまい。メキシコ系の家族がいい味を出している、そこの父ちゃんは、「コーヒー&シガレット」のなかの一つの話で壁に肖像がかかっていたと思う。あれ、何という俳優だろう。もしかしたら、この映画を「失敗作」と言う人もいるかもしれないけど、私はそうはおもわねえ。ヴェンダーズの新作が日本公開近し。楽しみ。

恋人達の場所(AMANTI A PLACE FOR LOVERS)1969 デシーカ
89分の、要素を絞り込んだ、ある意味ミニマルなラブロマンス。シーン毎に異なるファッション、フェイの病名が明かされない不治の病、問われないマストロヤンニの仕事&家庭の放棄(愛の逃避行)、謎のブルジョワのパーティ等、シュールな、しかし焦点を絞り込んだ映画である。成功しているかどうかは、必ずしも肯定的に論じられないだろうが、私的には好感できるな。

アメリカン・ヒストリーX 1998 トニー・ケイ
米国の低所得白人層の若者がネオナチになり、敵である黒人を殺しムショに入り、そこで黒人に助けられ出所後、弟が殺され、抗争に巻き込まれて行くという話。エドワード・ノートンはなかなか優れたフィギュアで演技もよろしい。彼は陰のあるマッチョな役どころがよいのではないか。弟役のエドワード・ファーロングは、KISSの追っかけの映画「デトロイト・ロックシティ」に出ていた少年。

ドラックストア・カウボーイ
ガスヴァンサントの出世作。悪漢だった主人公が、あるきっかけから更正するものの、最後に付けが回ってくるという、典型的なストーリー展開だろう。このストーリー展開の系譜を考えてみるのも面白いだろう。

キングコング
1933年版。思っていたより全然良い。これをみると、ハリウッド的な怪物、怪獣ものの想像力の地平は、このころ(大恐慌時代)既に概ね完成していたのだなあと感心する。

キャスティング・ディレクター
ある意味現代版「甘い生活」。ある意味ドラッグ映画としてもみれる。金髪のケビン・トレイシーはいかがわしい感じで良い。

宇宙戦争
スピルバーグの特撮は、下品じゃないのが良いと思う。トムの役は、ハリソン・フォードが若ければ、そっちのが良いのでは、と思わせるような役どころ。例によって、スピルバーグ的な親子(父と息子)の和解の物語のラインを、宇宙戦争にうまく絡ませているが、ティム・ロビンスとの絡みの挿話の位置づけは、どう捉えたら良いのか?地下室での探査に怯える様子は映画的に良いのだが。あとは、この時期に、米国が圧倒的に侵略されるという絵を撮ったところはなかなかたいしたもの。スタッテン島への橋のたもと、というロケ地も良い。

おかあさん 成瀬巳喜男
薄幸の母田中絹代を中心とするけなげに生きる町のクリーニング家の話。三島雅夫も、加東大介もよい。香川京子もよい。かなりみんな良い。しっかりとした脚本を妥当に演出し、良い「ネオリアリズモ」的映画が出来上がっている。香川京子の花嫁衣裳(モデル)のシーンがシナリオ的にも絵的にも演技的にも一つの焦点になっていて印象的である。障子(日本間)がうまく使われている。

レッドドラゴン
「レクター」は、ハリウッドにおける新たなヒールの形象だと思う。70年代のある意味匿名的、幽霊的な変態気違い殺人ホラーのもやもやが、「有名俳優の名演技」により実体をもったといったらいいのかも(『羊達の沈黙』)。そういう観点からは、ある意味レクターは寅さんとも言える。この映画は、キャスティングがよいと思った。「シンドラーのリスト」のラルフ・ファインズ(フィネス?)も良い感じ。

コラテラル
典型的なヒットマンもの。トムクルーズのプロモ映画か(笑)。『レイ』の黒人男優はぜんぜん魅力的じゃないなあこの映画では、と思った。全体的には失敗作だと思う。

スターリングラード
『バラの名前』のジャンジャックアノー監督。大道具小道具衣裳セット等いい感じだが、だったらもっといい映画にしなければと思った。子供やら三角関係やら必要なのか?狙撃手の話なんだから、それこそヒットマンものの系列にしたら、ジュード・ローがもっと生きたのではないか?

宇宙戦争(旧作)
テクニカラーの色が奇麗なことがもっとも印象的に感じた。
冷戦時代のパラノイア系映画(?)。思いっきりキリスト教的イメージの下で映画が大団円を迎える点は、ユダヤ系監督の新作とは対照的。















[2006/02/06 15:06] films | TB(0) | CM(3)