久しぶりに自分がリーダーのバンドをやります。
競演するのは、ジャズ、ソウル、ヒップホップと北米アフリカンアメリカン系の音楽をクリエイティブに演奏する技術に長けた二人のプレイヤです。
ギターの森君は、ブルース感覚とメローさとリキッドな運動性を持ち合わせた素晴しい本格派ソウル・ジャズ系のギタリストです。
ドラムの小森君は、優れたモダンジャズドラマーでありかつ、クラブ系ダンスミュージック以降のリムズ感覚をも有した新しい世代の素晴しいドラマーです。
この二人とともに、ソウル音楽的なジャズ音楽あるいはジャズ音楽系なソウル音楽を、ジャム感覚で演奏します。
以下のイベントです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
SoulGardenVOL.4
4月22日(土曜日)
青山JANOJA (イタリアンレストラン)
http://www.janoja.net/Charge:ADV 1000円 / DOOR 1200円 (D別)
OPEN:18:30/START:19:00
LIVE ACT:
(1) 19:10〜19:55
武蔵野ファンク
鐵切 伝九郎(Ts、司会)、パルメザン(trb)、キリマンジャロ(Gt)
コサックマサ(key)、ボボメキシコ(Dr)、ボス(Bs)
http://http://webstyle.jpn.org/m-funk/ このイベントのレギュラーバンド。強力な存在感をほこるTsの伝九郎氏をはじめとして、個性派ぞろいのジャズ・ファンクバンドです。
(2) 20:15〜21:05
椎名達人バンド
椎名達人(b)、森孝人(g)、小森耕造(b)
(3) 21:25〜22:15
NeNe(with WildJumbo)
http://www.nenezo370.com NeNe(Vo)、キリマンジャロ(g)、スザンナ(k)、
椎名達人(b)、仲谷比呂志(d)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
すてきなボーカリスト音音さんのバックでも演奏します。ハッピーな演奏になれば幸い!!
このイベントSoulGardenは、今回で4回目となりました。イタリア料理屋でワインをチビチビやらスパゲティをズルズルだのしながら、やれファンクだのソウルだのジャズだのを楽しむもう、という企画です。こんな音楽の楽しみ方もよろしいかと存じます。
例えば、パスタ一皿食べて、グラスワインを二杯頂く感じで、ミュージックチャージ合わせて3千円代で、口唇欲、腹部膨満欲、鼓膜振動欲等を満足させようと目論まれたイベント、よろしければ遊びにきて下さい。お待ちしております。
アメリカ、家族のいる風景 ヴェンダース
残念ながら「パリ・テキサス」の二番煎じというか、それを超えられていない作品にとどまっていると思った。「パリ・テキサス」におけるマジックミラー越しの会話のシーンのような山場となるシーンがこの映画には無い。あと映像がスタイリッシュすぎる感じも好みではない。ヴェンダーズ、思い切って西部劇撮ってしまえばよかったのに。ちなみに今年初めての映画館でみた映画!!
ゴットファーザーpt1&pt2 コッポラ
もう何回も観てる映画なんだけど、どうもあんまり記憶に残らない。いや、確かに面白いですよもちろん。人気というか知名度はすごいけど、でも実はあんまり力の無い映画なんじゃないか、などとも思う。しかし誰もが知っている大ヒット映画を作る才能にはすごいものがある。コッポラが監督した映画で好きなのは、ナスターシャ・キンスキーの「ワン・フロム・ザ・ハート」で、しかしこれだって大昔みただけだから、今観たらどう思うだろうか(ナスターシャキンスキーがかわいいというのもあるんだけど、かわいいといえば、「ガープの世界」だっけ、着ぐるみきたナスターシャ等々)。「地獄の黙示録」にしても良くないと思う。この人は多分プロデューサー向きの人なんだろう、と思う。ゴットファーザーの見せ場の一つ、洗礼式と複数の暗殺のモンタージュ、あれよくないと思うのだが(エイゼンシュタインへのオマージュが入ってるように思われるふしもあるが)。
ザ・シークレット・サービス
ゴットファーザーとかに比べると、こういう映画は色眼鏡なしで観れるのでよい。基本的には楽しめば良いハリウッド映画って感じでみれる(俺って権威主義者だなあ)。クリント・イーストウッドとジョン・マルコビッチという豪華キャストで、「Uボート」とった監督のようである。犯人の追跡シーンがヒッチコックの「めまい」のバリエーションになっていて、「命をかける」ことに関する、倒錯的な犯人とトラウマを抱えるシークレットサービスとの一対一の、物語上非常に興味深い仕掛け(どっちを取るか究極の選択的な)が設けられている、よいシナリオだと思った。プラスチックのガンなんて小道具も面白い。
愛のめぐりあい アントニオーニ
アントニオーニ最晩年の作品で、ヴェンダーズが手伝ってるらしい。まず言っておきたいのは、音楽の趣味が悪いこと。美しいソフィー・マルソーの全裸ラブシーン(相手はジョン・マルコビッチ、この人二連発になってしまった)に、あの音楽はないだろう、と激しく思う。B級のヨーロッパ産ソフトポルノの絡みのシーンにかぶさるような類の音楽はやめてほしいなあ。秀逸なのは最後の逸話(この映画はオムニバス形式になってる)。なんかロメール的世俗界とパゾリーニ的神話の世界(牧歌的側面)が同居しているような味わいを感じる。教会のミサの合唱がこの映画の音楽的な唯一の救いかもしれない。夜のフランスの街(セザンヌの書いた山のある街なんだろうか)がすごく美しく撮れている。雨も美しいし、最後の螺旋階段のシーンも美しい。最後の最後、クレーンでカメラがホテルの各部屋を追っていくシーンも良い。最後まで観ると至福感を味わえる映画なので、途中つまらないと思わずに観る必要があります。もちろん前半にもいろいろ見所がある。美しい女性の裸は、ソフィー・マルソーだけではないし。米国映画ではあり得ない、贅沢な喜びがある映画。
ジョン・カサヴェテスのビックトラブル
この映画、友人ピーターフォークのためと、借金返済のために、最初の監督(アンドリュー・バーグマン)が降りた後にカサヴェテスはこの映画の監督を引き受け、実質的に演出、編集に大きな力を発揮していないとのこと(『カサヴェテスの映したアメリカ』レイモンド・カーニー著、勁草書房)。というわけで、カサヴェテス好きの方も、安心してこの映画を単なるB級映画として楽しむことが出来るのじゃ。
4月半ばにBSでカサヴェテスやるっす(ジーナ・ローランスがやばい「こわれゆく女」と「オープニングナイト」)。やった〜。
エヴァとステファンとすてきな家族
スウェーデン在住の友人が教えてくれたルーカス・ムーディソンという監督のスウェーデン映画。住宅街(だと思われる)にコミューンになっている家があって、そこに生活し集う人々の愛に関する物語。それぞれに脆弱性を有した登場人物達が、きれる(アクティング・アウト)ことで解放され、共生を模索していく(というか、ある意味まあなるようになるということなのだが)。同性愛、フリーセックス、革命的活動とファミリアルなアットホームネスなムードの微妙なバランスが面白い。ズームアップ(クローズアップ)の多用がちょいと気になる。
山猫
ズームといえば、やはりヴィスコンティである。「ヴェニスに死す」のペスト患者へのズームアップ、そしてこの『山猫』の舞踏会のシーンでのバートランカスターへのズーム。しびれる。と保守的(?)なことをいってみる。
セリーヌとジュリーは舟でゆく ジャックリヴェット
この映画は、あのドゥルーズが大評価している映画だそうなので、80年代ネオアカ通ってきたわたくしはちょいと構えてしまうのであるが、長いからちょいと疲れるも、楽しくみれる映画である。二人の若い女性が、どうやら彼女達の過去に関係すると思われるトラウマチックな物語が繰り広げられる屋敷を探検する話なのだが、その物語が妙で(トルコとか中南米のソープドラマのような感じがした)、ふたりがそれをキャピキャピ享受するというような感じ。ちょいとなんか少女漫画的な感じ(というのかなあ・・・)がして、珍しい映画だと思った。二人の女性のシーンと屋敷の物語のシーンのモンタージュの唐突な並列が面白い。コッポラの聖性と邪悪とのモンタージュとはある意味対照的。
フラワーズ・オブ・シャンハイ 上海花 ホウ・シャオシェン
上海租界の遊郭の女達と彼女らに入れあげる男達の愛憎の映画。ワンカットワンシーンのゆったりした素晴しいリズムと美しさを持った映画。カメラの動きが本当に気持ちいい。ゆっくりのフェードアウトも印象的。俳優、女優達も素晴しい。日本の羽田美智子も見事。こんなリズムの映画とれちゃうホウシャウシェンすごい!DVDのおまけの監督へのインタビューが興味深かった。予算やロケ地との兼ね合いにより、ああいうスタイルの映画が生み出されるにいたったとの説明。ある意味当たり前だが、この映画のスタイルがユニークなので、説得力がある話に感じた。ところでこの映画は1998年にカンヌにだされたとのことだけど、パルムドールはアンゲロプロスの「永遠と一日」に持ってかれてちゃってる。「永遠と一日」ならば許す。だが、審査員特別グランプリが「ライフ・イズ・ビューティフル」(ロベルト・ベニーニ)というのは・・、まあしょうがないかしら。ちなみに、テリー・ギリアムの「ラスベガスをやっつけろ」もエントリーしていて、この映画では禿げ(抜いたらしい)でがに股でヤク中のジョニー・デップがみられて面白いです。デルトロもインパクトあり。ストーリー忘れたけど。
ニューヨーク最後の日々
PR屋のアルパチーノがセレブのスキャンダルに巻き込まれ、それを利用して自分の信念にもとづく政治的パーティを成功させようと・・・・ってな話。役作りバッチリのアル・パチーノの姿かたち及び演技がとにかくめだつ映画なのだが、ただホテル内でのだらだらした男女のシーン(二種ある、アルパチーノとヤク中女優及び、アルパチーノとキムベイジンガー)は上手く撮れているし、編集もうまいと思った。