ちゅうわけで前の記事の続、「勝ち組」「負け組」ですが、これはいうまでもなく経済的な価値尺度ではかられることになる競争の結果の勝敗なわけですわな。
残念ながら地球全土を資本主義という妖怪が徘徊しているために、経済的な価値尺度で計らざるを得ないわけですわな。
そういうわけで、以下例え話ですが、上海の日本企業の下請け工場で働いていたけど失業中の農村出身労働者と、家庭が父親不在で崩壊にいたったその日本企業の日本本社で働いていた中間管理職はともに「負け組」というに値すると思うわけですわな。
多分失業したその農村出身労働者君は、上海の金持ちやらと同時に日本をそして日本人を憎むわけですわな。そして日本の中間管理職君は中国はチベットを抑圧するわ食べ物には農薬を混ぜるわでとんでもない国だし奴らだと思うわけですわな。
ともにある意味被害者「負け組」軍団の一員なんだけど、憎み合ったり、嫌い合ったりするんですわな。
ケイト・ブランシェット、ブラピ、菊地凛子、役所広司出演の「バベル」って映画が、一丁のライフルを巡ってのグローバルな連鎖関係のお話なのですが、そんな映画を上のような、負け組ともに憎み合い、みたいな話で撮ってほしいと思ったですわ。
「勝ち組」とか「負け組」という言葉が流行ったのは、高度成長が終わって、「勝負」がゼロサムゲームになったからなんですわな。
高度成長時代は、パイ(冨)がどんどこどんどこ増えていくから負ける人がほとんど出ない世の中で、そういうわけで、一億総白痴化、ではなくて、一億総中流時代などとも言われていたわけですわな。
ところが失われた10年を経て、ゲームは完全にゼロサムベースになった。こうなると、自由競争は確実に「勝ち組」と「負け組」をきっぱりと生むわけですわな。
こうなると、共同体(国民国家ですわな)の構成員(国民ですわな)が保有する(と想定される)平等性というものをいかに考えるか、という問題が表面化するわけですわな(してないかも[苦笑])。
しかし、このグローバル化のご時勢、勝ち組負け組は単純に単一国家ベースで云々できないのでして、いろいろ複雑なのでほんと困ります。
フルトヴェングラーとゲッペルスとハーケンクロイツ
http://jp.youtube.com/watch?v=Yqff1F0Ijn0&feature=related 演奏素晴らしく、映像はショック。
結構フルトヴェンエリアンなのですが、ああやって、絵があって、鉤十字やらナチの高官やらがでてくると、CD聴いてるときのように純音楽だけに集中できなくて気持ちがざわざわしてしまいますな。しかし、それだけ時代を映す映像の力ってのはすごいってことなんですよね。
フルヴェン第9だと、50年代のバイロイト音楽祭が名盤として誉れ高いのですが、小生的にはバイロイトは4楽章がダメなんです。最後はなんだかお祭り的になってどうもフォーカスされない演奏になっちゃってるような気がする。でも、このゲッペルスのいた演奏会の4楽章はかなり良さげに聴こえるです。これ、CDになってるのかな。さがしてみよう。
と思って早速ぐぐってみると、おりますな、好事家が。日本フルトヴェングラー協会!
「フルトヴェングラー資料室 1942-5」
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/shin-p/3月録音か4月録音か、、それが問題である。ってことのようです。詳しくは上記リンク先に。
そうそう、ナチ時代のドイツのフルヴェンとカラヤンのことを中心に書かれた新書『カラヤンとフルトヴェングラー』 (幻冬舎新書) 、これなかなか面白いです。カラヤンはナチ党員だったというのは有名な話で、一方、フルトヴェングラーはナチに反対していたといわれてますが、一面それは正しいけど、フルヴェンもナチを利用して地位を保っていた側面もあって、その手の話がふんだんに面白く書かれている本。
この本を引っ張り出して該当部分を読み返してみると、この日は、ナチ党主催のヒトラーの誕生日祝福コンサートだったとのこと。
フルトヴェングラーは自らをこのコンサートに出演不可能とすべく、ウィーンのコンサートをスケジュールに入れたのだが、ゲッペルスが強力で、結局折れてベルリンでヒトラー誕生祝いコンサートで第九を振ることになる。
「それは、彼が「ナチ党主催」のコンサートで式をした唯一のものとなった。この「たった一回」と「ゼロ」との違いは、戦後、彼に大きくのしかかる。」
(中川右介『カラヤンとフルトヴェングラー』 幻冬舎新書、100ページ)
音楽が政治権力=ナチに利用されていた時代に、ナチを嫌いつつも音楽界のトップに君臨できたフルトヴェングラーってのは、複雑な人なんだと思う。
そうそう、この本を読んで知ったんですが、1938年にフルトヴェングラーが、そして1939年にカラヤンがともにベルリンフィルでチャイコフスキーの悲愴を録音している。これを聴き比べると、ベルリンフィルの新旧二人の常任指揮者の資質の違いがはっきりと認識できて面白い。演奏によって、同じ悲愴がかくも方向性を異にする音楽になる点も認識でききわめて興味深いのであります。
カラヤン盤は以下
Tchaikovsky: Symphony No6, Op74; Strauss: Salome
フルヴェン盤は以下
音が良い訳ではないが、過去の音源の聴き比べってのが、小生的にはもっとももえるクラシック音楽の聴き方。
13日のジャムセッション@新宿golden egg来てくださった方々、有り難うございました。
以下は、演奏された曲です(多分抜けはないと思う)。
1 oleo(fast swing)
2 blues(medium shuffle)
3 so what(medium fast swing)
4 Sunny(midium 8beat)
5 medium 8beatのAm一発〜St. Thomas
6 blues(slow 6/8)
7 cantalope island(latin)
8 2発もの( fast funk)〜Cameleon (halftime funk)
9 Always there(fast funk)
10 What You Won't Do For Love〜just a tow of love (very slow)
11 all the thing you are (fast swing)
12 Bustin loose (medium funk )
13 循環もの(fast Latin)
14 歌もの(sorry i don't know the song)コード4つで循環 (8beat)
15 枯葉(medium slow swing)
16 inner city blues(medium slow funk)
17 循環の歌もの(sppining wheelっぽいコード4つ、medium slow funk〜swing)
18 Feel like makin' love (very slow 8 beat 〜Regae〜swing)
今回は参加者がほぼ20名。
18セッション中歌入りは5セッションと、インスト、しかもジャズものが多かった感じでしょうか。
これまでの感じだと、最初の4曲くらいはジャズもので、あとはずーっとバックビート入った歌ものやインストが混ぜこぜというかんじだったのですが、今回は歌の参加の割合も低く、インスト系が多少多めだったかと。(前二回は半々くらいだったような気がする、どうだったかな、そうでもなかったかな、、)
ジャムセッションは組み合わせの妙で、良くなったりもすれば、うまく行かなかったりもするところ、どう転ぶかやってみないとわからんところが面白いわけです。もちろん参加者にはうまい人もいればそうでもない人もいる。しかし、うまい下手関係なく、引っ張れる人が、方向性を示せる人が参加していると、それなりに良いセッションになると思われます。
セッション終わってから、何人かで話をしていたのですが、その中で黒猫氏が、セッションを道路交通に例えて語っていたのが印象的だった。
例えば、初心者が路上にいて変な運転をしてる場合、周りのドライバーは、その初心者君に合わせた演奏をすることになる、というような話。
これを敷衍すると、迷惑ドライバーや暴走族とかも、セッションにはくるわけで(w 顔が浮かぶw)、そのとき、周りの演奏者がそれに対してどういうアプローチをするか、あるいは出来るかといったことが、そのセッションの内容(空気)を決定することになる。
例えば、交差点で交通整理をするお巡りさん役をつとめる演奏者(前述の「引っ張れる人」とか)がいると、当然出てくる音楽も整理されたものが出てくることになるだろう。
一つの理想は、演奏者がそれぞれみんなの音をきちんと聴けて、自分の役割を理解して演奏できるということ。
そうそう、今の言葉でいうとKYってやつなんでしょうか。
ただ、しかしです。
そんな整然とした交通には実は面白みは少ないような気もするのです。
小生音楽好きなので同好の志と会えばすぐに、やれあーでもないこーでもない、あれがいいこれがいい、あれはだめだこれがだめだ、と、世界の様々な音楽について語り合いだすわけです。
しかし、本当に心の底から好きな音楽というのは、もしかしたらそんなに沢山ないのではないか、などと先日ふと思ったりもしたのです。
実際人と音楽の話をする時は、自分の趣味ばかりを押し付けるわけにも行かない。そんなに好きでないものでも、「ああ、それいいよね」、みたいな会話をしてしまう場合がある。
だとしたら、自分のブログで思う存分思いのたけをぶつけてみよっか、と思い立ったわけであります。
というわけで、自分が本当に心の底から好きな音楽をともかく思いつくままに書いて行こう、と思ったのがこの記事のシリーズ。
mixiの日記上で楽器のリペアについてご意見を求めたところ、沢山の方に情報をいただき、本当に有り難うございました。
結局、一番遠い場所(NY)におられた方からいただいた情報により、一番自宅から近かったリペア工房(シャーウッドギター)に楽器を持ち込み、一週間後無事にリペア済みました。トラスロットのメンテ(回せなかったものを回せるように)及びフレットうち変えが中心のリペアでした。とりあえず問題ない出来で帰ってきて安心しております。
リペアっていうのはいわば外科手術みたいなもんなのかな、と思いました。リペアマンは外科医。メスを入れて健康体に戻す仕事。病体の楽器を持ち込んだリペア工房のリペアマンは、かつて山野楽器からリペアを受注しており、従ってかなりの数のフェンダーのネックをこれまで処置してきたとのこと。症例の多い医者という感じでしょうか。あと、オーナー=リペアマンのみのの工房で、必ずそのリペアマン本人が処置するという点。
もうちょっと楽器リペアに時間かかるかと思っていたのですが、早く終わったので、今度の週末のライブに間に合って良かったです。
というわけで、ライブの告知。
3/9(日) @ 西荻窪Clop Clop
http://www.clopclop.jp/
「ジャズセッション」
鈴木徹大(g)田中啓一郎(g)椎名達人(b)松尾敦史(dr)
オープン19:00 スタート20:00
¥2000+オーダー
ClopClopのことはこないだジャムセッションの話を日記に書いたのですが、
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=718563986&owner_id=123557
この9日のはライブです。
ギター鈴木氏とドラム松尾氏はともにホットミュージックスクールの講師、中央線のジャズの香り高き雰囲気の面々であると思われます。もう一人のギター田中氏は、今回唯一の共演したことがあるミュージシャンなのですが、とはいえ、ジャムセッションで小生はドラム演奏での共演(笑)。ベースでは初めてです。
「ジャズセッション」と銘打たれているので、ジャズっぽい曲中心となると思われるのですが、多分物わかりのいい感じではないものになるのではと思われます。どんなことになるのか、楽しみであります。よろしければ、是非聴きにきて下さい。
なお、clopclopでは4月6日(日)に、自分のバンドで久々のライブもやります(椎名b、森孝人g、阿部義徳p、数井塁d)こちらもよろしくです。
3/13(木) @ 新宿golden egg
ジャムセッション
ホストメンバー
椎名達人(B)、森孝人(G)、数井塁(D)
open at 19:00 , start at 19:30
charge 1000円 + 1drink500円
こちらは小生ホストでやるジャムセッション@golden eggの3回目です。これまで2回は、参加して下さった方々の素晴しい演奏や歌に恵まれ、よいジャムになったのではないかと思うのですが、2度あることは3度ある、となるかどうかは、参加して下さる方々にかかっております。是非楽しくご参加いただければと願っております。よろしくです!