ラス前の「同じ空」この曲は、途中からスイング系の6/8拍子あるいは5/6拍子になって盛り上がってしまうのですが、そこが実は個人的にはあんまり好きではなかったです。なんかちょっと古くさい感じがしてしまうのです。しかもなんだか節操なく盛り上がってる感じもして、なんかひと味違う演奏ができないものかなあ、と思っておりました。ニューソウル的なアジが出るような演奏になれば、私的には御の字だったのですが。
曲的には以上のような感想。ギターの森君は、演奏直前にギターがスタンドから外れて床に叩きつけられた拍子にネックがおれてしまい、急遽店のアコースティックギターを借りての演奏で、ともかく、残念sorry・・の一言につきます。林田君は、細かくリズムを出すようなバッキングの際に、少々プレイが前のめりになる傾向があると思われました。軽く聞こえてしまうので、多分もっと重いリズムを出すことを心がけたらいいのかな、と思いました。例えば、8とか16とかのウラをためるようなイメージっていうか。そんなにがつがつ細かく引かなくても十分かとも思われます(落ち着きのない感じのファンキーなピアノソロをとっているところがあって、それも意味上述の前のめり的プレイと同質の方向性を持つプレイなのかもしれないのですが、それはソロのアプローチとしては面白くて良いと思いました)。あと、ギターのアプローチとキーボードのアプローチが重なってしまってるところがあったかもしれません。例えば、ギターは細かめに、キーボードは長い音符中心に、みたいな感じでやるのが相性いいのかなあ、などと、後で録音を聴いて思いましたが、どんなもんでしょうかね>森君、林田君。曲にもよりますが、なんだか二人が競い合って細かくリズムを出しているように聞こえるところがあったようにも思われまする。リハ一回だと、そういうところまできちんとやるのは難しいので、本番中に聴きあってバランスとっていくしかないですよね。
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